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アメリカ人が日本語で映画を語るブログ

映画の解釈と分析を綴ります。

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ザ・ネオン・デーモン

映画 - 分析 -

美の所有の欲望

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長い間ブログを更新しなくてごめんね。最近就職して、シアトルに引っ越してきたから忙しすぎてあまり映画を見れなかった。でも生活はもうちょっと落ち着いたからブログに戻ろうと思って、映画「ザ・ネオン・デーモン」について書こうと思う。

 

でもその前に、告白したい。僕は視覚的なシンボリズムを察知するのは苦手だ。映画は視覚的な媒体なので、映画を分析しようとする時にそのせいで困ることがある。だからそれをもうちょっと上手になりたいと思っているから「ザ・ネオン・デーモン」の中の、分かったシンボリズムと如何にテーマとつながっているかについて書いてみたいと思った。

 

普通はしないけど、今回短いあらすじを書く。この映画は結構、怪奇なのでストーリーの基本的な出来事を絞ったら助かると思う。これからネタバレ。

 

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主人公のジェシーはロスの新しいモデルで周りの皆はジェシーの自然な美しさに困惑している。ジェシーは陶器の様な色白肌、目が大きくて手足も長くて、金髪の純粋な若い女の子。つまりモデルの世界で一番求められているタイプ。このおかげでジェシーはすぐに成功し始めて、通常より早く有名な写真家と働くチャンスを手に入れる入れる。ジェシーは他のファッション業の3人の女性に会った。二人はモデルで一人はメイクアップアーティスト。モデルのジジとサラは友達の振りしてジェシーが成功しないように陥れようとしている。メイクアップアーティストのルビーはジェシーのことを好きになって性的関係を持とうとしている。

 

3人ともの計画が失敗する。ジジとサラの意図に反して、ジェシーの成功は実現必須みたい。ルビーはジェシーの友達じゃなくて、ただやりたいだけてってバレて拒まれてしまう。ルビー、ジジ、サラの失敗に対する対処法はジェシーを殺して、肉体を食べて、彼女の血で入浴すること。

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 じゃあ、どういうことなんだろ?

 

まずは、ジェシーは美のたとえだ。これは人々の、「美を所有して支配したい欲望」に関する映画だ。それができなければ、人々は美の絶滅を要求する。映画の至る所にこの主題を強化するイメージがある。例えば、ある場面でジェシーのベッドの隣の机に綺麗な花が飾られていたけど次の場面ではもう枯れ始めている。邸宅のいくつかの場面で、剥製の豹と狼がはっきり見える。人が所有して飾れるようにその三つの美しい生き物が殺された。

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ファッション撮影自体は、生き物の美しさを捕って所有しやすい無生物の写真に化けることだ。映画の最初の場面で、ジェシーはファッション撮影でセクシーなワンピースを着、セクシーなメイクをし、セクシーな首からセクシーな血を流していたように見えた。この映画は微細ではない。社会は美の欲望を抱いている。特に若くて純粋な女の美。もし人はその美を支配できないと思ったら、その美を壊したい。

 

映画内で美の絶滅の欲望は誇張されて映っている。だってルビーとジジとサラは、ジェシーを支配できないと悟ったら、ジェシーを殺して食べた。でも例えでしょう。当たり前に、現実ではこういう風に起きない。じゃあ、現実にどういう風にこういう社会現象が起きるの?

 

僕が最初に思いついた実例は日本のアイドル。なぜAKBの女の子達は彼氏を作っちゃダメなの?AKBの子はかわいくて、若くて、純粋で、所有可能なイメージを見せなかけなければいけない。するとAKBのファンはアイドルを恋人か友達にすることができる可能性があると想像できる。皆はAKBの峰岸みなみさんの事覚えているよね?なんかの新聞は峰岸さんが彼氏のアパートの前にいる写真を撮って公開した。彼女はパニックしすぎて髪の毛を全部切ってしまった。彼女は甘くてバカじゃなかった。もし彼氏が居ると知られたら、彼女は所有できる者に見えなくなる。アイドルの仕事を続けるため、特定なイメージを見せなきゃいけない。かわいくて純粋で無力。

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映画「ザ・ネオン・デーモン」の最初の方で、ジェシーは甘くて無力な感じで好かれていた。でも自分の力の使い方を悟ったら、所有できる者じゃなくなった。それでその周りの偽物の友達はジェシーの力を奪うために彼女を殺して、肉体を食べて、血で入浴した。例えば、死んでいる豹をリビングに飾っているお金持ちのクソ野郎みたい。そういう人の望みは、確かに家でお客さんがその牙を剝いている死豹を見て「こういう美しくて強力な生き物を所有している人はきっとすごい強力だよね。」と思うこと。

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