アメリカ人が日本語で映画を語るブログ

映画の解釈と分析を綴ります。

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筆者について

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僕は8年間日本に住んでいたアメリカ人だ。実は岐阜市に住んでいた。もうアメリカに帰ったから日本語の能力が下がらないように何かしたかった。だから僕の大好きなこと、映画、について日本語でブログを書こうと思った。

 

今映画はおそらく世界中で一番人気な芸術だと思う。映画は庶民のための芸術なので、ただの娯楽として軽く受け止められやすいと思う。たくさんの人は映画を花火のように観ると思う。脳をオフにして綺麗な色と爆発を楽しむだけ。でもどれぐらい映画のために時間をかけているかを考えてみて。もし一週間に一回映画を見たら、一年で100時間超えるよ。

 

もし映画を見るためにそんなに時間をかけるなら、脳をオフにしてぼーっと画面を見るのはもったいないと思う。もし何かをするためにそんなに時間をかけるなら、できる限りその時間を自分の利益になるものにすればいいんじゃない。脳をオンにしなよ。何を観ているかに注意を払って分析してみて。

 

だからこのブログでは、僕の映画の解釈と分析をシェアしたいと思った。もちろん僕は専門家ではない。このブログでは映画を観た後で僕が考えたことを記しただけだ。一つ伝えておきたいことは、僕はどんな芸術でも分析しようとする時は「作家の死」という視点を使う。「作家の死」は60年代にフランス人の評論家ロラン・バルトが考えたことだ。もし詳しく知りたかったら調べてみて。でも僕はここで簡単に説明する。映画を観たり本を読んだりするときは、作家の意図をあまり考えない方がいい。それよりその映画や本の内容自体を考えればいい。つまり一つの正しい解釈があるわけではないってこと。例えば同じ映画を何年かの間に何回か観たら、その時々によって自分の解釈は変わるかも知れない。

 

だからこのブログは僕の素人としての、映画の解釈と分析だ。僕の望みはあなたに映画についてもっと深く考えて自分で分析をしてみることを励ますこと。そうしたら花火みたいに見るよりもっと楽しく観れるようになると思うよ。

 

よろしくね。